【COVID-19】航空機搭乗について
この度、GOTOキャンペーンの旅行に行くことになったので現時点での私見をまとめます。
(2020.9.19 訂正)
航空機の機内はHEPAフィルターおよび給排気の仕組みが充実しているので、単にマスクを着用していれば問題ありません。お騒がせしましたことをお詫びいたします。
機内の空気循環について | ANAグループについて |ANAグループ企業情報
感染リスクは満員電車と同程度
緊急事態解除以降、常に満員電車というシチュエーションはあったわけですが、満員電車が感染拡大に寄与するといったような懸念はさほどないのではないかと思います。航空機の機内は満員電車よりは人間の密集が少ないです。ただし換気が満員電車と比べて不足しているかどうかについては不明です。毎日航空機が運行されているわけですが、それ自体が特段問題視されているわけでもないのでおおかた問題ないと考えて然るべきでしょう。
声をださないことが重要
接待を伴う飲食店では、大声を出すこととアルコール摂取による免疫低下が感染リスクと見られています。ライブハウスやカラオケなども大声を出すことが問題になっています。声を出すことには2つの問題があります。
1つはより多く呼吸することです。このことにより、自分の呼気をより多く周りの人に吸わせ、周りの人の呼気をより多く吸います。
もう1つはのどの粘膜を傷つけることです。のどの粘膜からは常に粘液が出ており、これがウィルスなどを体内に取り込まずに胃液で消毒するという免疫機能を果たしています。のどの粘膜が傷ついている場合、この免疫機能がうまく機能しないので感染リスクが高まります。
家族・友人と一緒に搭乗する場合でも、できるだけ会話しないよう示し合わせておきましょう。また、会話の代わりに本やノートを持参して一人で暇を潰せるようにしておきましょう。
「機内で会話しない」という雰囲気づくりも重要です。率先して機内では会話せず、機内で会話している集団がいたら心の中で南無阿弥陀仏でも唱えて心の平然を保ちましょう。
水分補給は十分行う
のどの粘膜を守るためには水分補給が重要です。搭乗前にトイレに行きましょう。水や麦茶のペットボトルをあらかじめ買って、少しずつ水分補給をするようにしましょう。
フェイスシールドがあると安心。だけど…
感染症対策の標準予防策においてはマスクとフェイスシールドの併用が正しい運用です。搭乗員の人もマスクとフェイスシールドの併用をしている人が多いと思います。ただ、フェイスシールドは一般的なドレスコードに反します。要は「集団の中で浮く」ということです。また、フェイスシールドは都度消毒を行う必要があります。従って私個人としてはあまりフェイスシールドというものはおすすめしないです。
マスクは1便ごとに使い捨てる
マスクは1便ごとに使い捨てたほうがいいでしょう。また、搭乗後にウェットティッシュで顔を拭いておくことです。
アルコール消毒液があると安心
アルコール消毒液があるとなにかと安心です。旅行は見知らぬ集団との交雑があり、とくに田舎の地方の人々は新型コロナウィルスに対して敏感です。とはいえ、頻回手洗いやアルコール消毒をすると手が荒れるのでハンドクリームなどで別途ハンドケアを行う必要があります。また、周りの人達とあまりに異なる行動を取ると「集団で浮く」ことになります。なので、アルコール消毒液・ウェットティッシュ・ハンドクリームを持参して、周りの人が対策していたら対策する、人のいないところで対策する、あまり執拗には対策しない、といったことが肝要かと思います。
体温計を持参する。検温する
言うまでもありませんね。